台風などの災害時に早急かつ適切な判断が可能に [IoTセンサーで看板を常時監視]
「看板の管理」を取り巻くリスク
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自然災害
台風・地震等の災害時、看板の被害状況をすぐに把握することは困難です。
事後に一斉で点検するにも、手間・コスト・時間がかかり、速やかな状況の把握ができません。 -
看板の老朽化
看板は高所に設置されていることが多く、日常的には看板下からの目視でしか点検できず、正確な状況把握ができません。
正確な状況把握を行うには高所作業車などを用いた触診点検などを行う必要がありますが、コストがかさむため頻繁に行うことは難しいのが現状です。 -
看板の事故事例
袖看板・ポール看板等の落下・倒壊事故が発生した場合は新聞・テレビ等で広く報道されるなど、企業イメージの低下は避けられません。
また昨今ではインターネットやSNSの普及により、規模の小さな事故でも広く知られるようになっています。
サービス特徴
袖看板・ポール看板を
対象とした
工作物監視サービス
看板内部やポールに
IoTセンサーを設置
袖看板の30日間のデータ例(X軸・Y軸の傾き)
12時間ごとの
自動データ送信クラウドへ
データを蓄積当社分析アルゴリズム※により
異常度を分析・スコア化
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災害時、急激な変化が起きた
看板をお知らせ早急かつ適切な一時対応が可能に
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老朽化による中長期的な変化量の
大きい看板を点検看板全体を安心・安全な状態に
公立大学法人兵庫県立大学 社会情報科学部長 加藤直樹教授とともに共同研究。2015年から実験検証を重ね、取得した傾きデータを分析し、
中長期的・突発的な変化量の大きさをそれぞれにスコア化する分析アルゴリズムを開発。
料金
センサー1台につき
月額1,500円設置・交換費用は別途
本サービスの契約期間は原則5年となります(途中解約不可)。
- 料金
- センサー1台につき月額1,500円
- サービス内容
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- ・IoTセンサー設置後のデータ監視・異常度の分析・スコア化。
- ・定期的に異常度の高い看板を点検。点検結果に基づいた修繕・交換等の提案。
- ・自然災害など、急激な変化を検知した看板をお知らせ。
- 注意点
- 本サービスは継続した監視により看板を安全な状態に保つことを目指すサービスです。
看板が落ちない・倒壊しないことを保証するサービスではありません。
サービスについてのお問い合わせは
こちらからザイマックスは
看板工事・保守会社様と連携し、
より安心・安全な
看板の一元管理を実現します
サービス拡大に向けて、
看板工事・保守会社様と
業務提携を行なっております。
お問い合わせはこちら
Q&A
- QIoTセンサーの仕様を教えてください。
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Aオプテックス株式会社(https://www.optex.co.jp/)と共同開発したセンサーです。センサーの仕様詳細は下表の通りです。
項目 仕様 電源 専用リチウム電池 通信方式 Sigfox 傾斜測定仕様 測定軸 : 2軸(X/Y)
測定範囲 : -25°~ +25°測定間隔 12時間 動作環境 温度 : -20℃ ~ +60℃
湿度 : 85%以下保護等級 IPx5(水没不可) 大きさ W70×H134×D33㎜(本体/突起物除く) 重さ 約210g(アンテナ、電池を含む)
- Qサービス対象は袖看板・ポール看板のみですか。
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A現在、袖看板とポール看板、及び、ポール状の工作物をサービス対象としております。
壁面看板や屋上看板等につきましては、センサー設置方法や監視対象等を確認し、検証した上で、ご相談とさせていただきます。
- Q契約期間5年とありますが、変更可能でしょうか。
- AIoTセンサーの電池の使用期限から5年以内の期間であれば対応可能です。ただし期間に応じて料金は変更となります。
- QIoTセンサーの設置費用はどれくらいかかるでしょうか。
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A看板によって金額は異なります。ただし、看板の触診点検と合わせてIoTセンサーを設置することで、設置費用を抑えることが可能となります。
なお、センサーを設置する際に、看板の状態がすでにリスクの高い状態であると判断された場合には、センサーを設置せず、修繕または交換のご提案をいたします。
- Qどういった通信を使用していますか。また災害時も通信は問題なく使用可能でしょうか。
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ALPWA通信規格「Sigfox」を使用いたします。Sigfoxのサービス詳細、サービスエリア等は下記ページにてご確認ください。
https://www.kccs-iot.jp/
- Q取得したデータは確認可能でしょうか。
- Aお客様専用の閲覧システムと専用ログインID・パスワードをご用意しております。お客様自身でも過去の傾きデータの変位や各スコアをご確認いただくことが可能です。
- Q看板の落下・倒壊等に対する補償もありますか。
- A本サービスは、日常的に触診点検することが困難である看板を常時見守るツールとして、傾きを監視し、独自のアルゴリズムにより変量スコアを測定し、点検や修繕の計画に役立てることを目的としております。そのため、看板が落ちないことを確約したり、補償するものではないことをご了承ください。